レポートタイプとは何か

レポートを新規作成するとき、最初に「レポートタイプ」を選択します。これはレポートの「土台」であり、どのオブジェクトの情報を取得するかを決定するものです。

レポートタイプは、主オブジェクトと関連オブジェクトの組み合わせで構成されます。例えば「商談(主)+商談フェーズ履歴(関連)」というレポートタイプを使えば、商談がどのフェーズをいつ経由したかを1つのレポートで確認できます。

レポートタイプの構成イメージ
主オブジェクト
例:商談
←→
関連オブジェクト1
例:取引先
←→
関連オブジェクト2
例:商談フェーズ履歴
最大4つのオブジェクトを関連付けられる(主1つ+関連3つ)

標準レポートタイプとカスタムレポートタイプの違い

標準レポートタイプ カスタムレポートタイプ
作成者 Salesforceが事前に用意 管理者が設定画面から作成
項目の追加 できない(変更不可) カスタム項目・数式項目も追加できる
オブジェクトの組み合わせ 決まった組み合わせのみ 任意のオブジェクトを関連付けられる
使い分け 基本的なレポートに使う 標準では取れない集計・組み合わせに使う

カスタムレポートタイプが必要になる場面

カスタムレポートタイプの作成手順

  1. 設定 →「レポートタイプ」→「新規カスタムレポートタイプ」 歯車アイコン →「設定」→ クイック検索で「レポートタイプ」→「新規カスタムレポートタイプ」をクリックする
  2. 主オブジェクトを選択してレポートタイプ名を入力する 主オブジェクト(例:商談)を選択し、名前・説明・カテゴリーを入力する。「リリース状況」は「リリース済み」にすると他のユーザーが利用できる
  3. 関連オブジェクトを追加する(任意) 「次のステップ:オブジェクト間の関係を定義」で関連オブジェクトを追加できる。「必須あり」か「あってもなくても」かを選択する
  4. レポートレイアウトで表示する項目を設定する 「レポートレイアウトの編集」でレポートに表示したい項目をドラッグして追加する。ここで設定した項目がレポート作成時のデフォルト列になる
  5. 保存してレポートで動作を確認する 「新規レポート」から作成したカスタムレポートタイプを選択し、想定した項目・データが表示されるか確認する

「必須あり」と「あってもなくても」の違いに注意

関連オブジェクトの設定で「関連レコードが必須あり」にすると、関連レコードが存在する主レコードのみが抽出されます。「活動が1件でも紐付いている商談のみを集計したい」場合は「必須あり」、「活動の有無にかかわらずすべての商談を表示したい」場合は「あってもなくても」を選択します。ここを誤ると件数が想定と合わなくなるので注意が必要です。

カスタムレポートタイプは削除すると関連レポートも消える

カスタムレポートタイプを削除すると、そのタイプを使って作成されたレポートもすべて削除されます。変更・修正は「編集」から行い、不要なタイプを整理する際は削除前にどのレポートが使用しているかを必ず確認してください。