レポートスケジュール配信でできること

レポートのスケジュール配信を設定すると、指定したタイミングで最新データを反映したレポートをメールで自動送信できます。受信者はSalesforceにログインしなくてもデータを確認できるため、Salesforceを日常的に使わないマネージャーや経営者への定期報告に特に有効です。

よくある活用シーン

設定手順(3ステップ)

スケジュール配信の設定はレポート画面から直接行えます。

  1. 対象レポートを開き「スケジュール」をクリック 配信したいレポートを開き、右上の「▼」メニューから「スケジュール」を選択します。Lightning Experienceでは「スケジュール」ボタンがレポートビューの上部に表示されます。
  2. 受信者・頻度・配信時刻を設定 「To:」に送信先のSalesforceユーザーを追加します。頻度は「毎日・毎週・毎月」から選択し、曜日と時刻を指定します。件名にはデフォルトでレポート名が入りますが変更も可能です。
  3. 保存してスケジュールを有効化 「スケジュールを保存」をクリックすると設定完了です。次の配信タイミングに自動で送信が始まります。設定内容はいつでも変更・削除できます。

受信メールの形式

配信されるメールには、レポートデータが次の形式で添付または本文に含まれます。

形式 内容 向いているケース
Salesforceへのリンク メール本文にレポートURLが記載される 受信者がSalesforceユーザーで、ログインして詳細を見られる場合
Excelファイル添付 おすすめ レポートデータがxlsxで添付される Salesforceを使わない経営者や他部門への共有。加工しやすい
CSVファイル添付 レポートデータがcsvで添付される システム連携・他ツールへのデータ取り込みに使う場合

Salesforceユーザー以外には送れない

レポートのスケジュール配信は、送信先をSalesforceのユーザーアカウントを持つ人に限定されています。社外の取引先や、Salesforceライセンスを持たない社内メンバーには直接送れません。その場合は、受信したExcelファイルを転送する運用か、有償オプションで対応します。

制限事項を把握しておく

1ユーザーあたりの上限
1人のユーザーがスケジュール設定できるレポートは最大200件(組織全体でも上限あり)
表形式レポートは配信不可
スケジュール配信は「集計」「マトリックス」レポートのみ対応。表形式は使えない
配信タイミングの精度
指定した時刻ちょうどではなく、前後30分程度のズレが生じる場合がある
レポートの権限
受信者がそのレポートの閲覧権限を持っていないと、メールが届いてもデータが見られない

スケジュール配信を管理する

設定済みのスケジュールは「レポート」タブの左メニューにある「スケジュール済みレポート」から一覧で確認できます。配信を一時停止したい場合は個別に無効化、不要になったものは削除できます。

誰がどのレポートをスケジュール設定しているかを管理者が把握しにくいという課題もあるため、重要なレポートの配信設定は管理者が一元管理するルールを作ると安心です。

ダッシュボードのスケジュール配信との違い

Salesforceにはレポートだけでなく、ダッシュボードのスケジュール配信も別途設定できます。ダッシュボードはグラフや複数レポートを1画面にまとめたビジュアルレポートで、経営報告や朝会での共有に向いています。

「数値データを詳細に確認したい場合」はレポート、「全体像をパッと把握したい場合」はダッシュボードと使い分けましょう。