「Salesforceのデータをピボットテーブルで分析したい」「役員会議の資料としてExcelに落としたい」「社外の取引先にレポートを共有したい」——Salesforceを使っていると、こうしたニーズは必ず出てきます。
結論からいうと、SalesforceのレポートはCSV形式でExcelにエクスポートできます。操作はシンプルで、レポート画面から数クリックでダウンロード可能です。加えて、Salesforce内でのレポート共有機能を使えば、社外へのExcel送付なしで最新データを届ける方法もあります。
この記事では、CSVエクスポートの手順・Excelでの活用法・社内外へのレポート共有方法・注意点まで整理して解説します。
出力・共有方法の全体像
まず「どの方法が自分のニーズに合うか」を把握しましょう。
| 方法 | 向いている用途 | 難易度 |
|---|---|---|
| CSV/Excelエクスポート | Excelで加工・集計したい。会議資料として使いたい | かんたん |
| Salesforceのレポートフォルダ共有 | 社内ユーザー全員が常に最新データを参照できるようにしたい | かんたん |
| レポートの定期メール配信 | 毎週自動でレポートをメール送信したい | かんたん |
| ダッシュボードをスクリーンショット共有 | グラフ・集計の画像を社外の関係者に見せたい | かんたん |
| Salesforce外部共有URL(Experience Cloud) | Salesforceを持たない外部関係者にリアルタイムで見せたい | 中級 |
CSVエクスポートの手順——Excelに出力する
Salesforceのレポートは、そのままExcel形式またはCSV形式でダウンロードできます。
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1エクスポートしたいレポートを開く 「レポート」タブから対象のレポートを選択して開きます。
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2右上の「▼」メニューから「エクスポート」を選択 レポート画面右上の「▼」ボタン(またはケバブメニュー)をクリックすると「エクスポート」が表示されます。
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3「Excelで表示可能な.csv形式」または「Excelの.xlsx形式」を選択 .xlsx形式を選ぶとそのままExcelで開けます。CSVを選ぶ場合は文字コードに注意(後述)。
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4ダウンロードされたファイルをExcelで開く ダウンロードしたファイルをダブルクリックで開きます。ピボットテーブル・グラフ作成などExcelの機能をフル活用できます。
- SalesforceのCSVエクスポートはUTF-8形式です。Excelで直接開くと日本語が文字化けする場合があります
- 文字化けする場合の対処法:Excelの「データ」→「テキストから」→「UTF-8」を選択してインポートする
- または「Excelで表示可能な.csv形式(BOM付きUTF-8)」を選ぶと文字化けを防げます
エクスポートしたデータのExcel活用シーン
売上分析のピボットテーブル
商談データをエクスポートし、担当者別・月別・製品別の売上をピボットテーブルで集計します。Salesforceのレポートより柔軟な分析が可能です。
役員会議・経営報告資料
Salesforceを持たない経営者・役員への報告資料として、レポートデータをExcelに落としてグラフ化します。
他システムへのデータ連携
会計ソフト・ERPなどSalesforceと連携していないシステムへデータを渡すために、一時的にCSVを経由させます。
印刷・配布用のフォーマット作成
担当者ごとの顧客リストや月次実績を、印刷・配布しやすいExcel形式で整えます。
社内への共有——レポートフォルダとメール配信
方法1:レポートフォルダで社内共有
Salesforce内のレポートは「フォルダ」単位でアクセス権を設定できます。フォルダを「公開」または特定のロールに共有することで、全員が常に最新のレポートを参照できます。毎回Excelをメールで送る手間がなくなります。
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1「レポート」タブで共有したいレポートのフォルダを右クリック 「フォルダの共有」を選択します。
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2共有先(ユーザー・ロール・グループ)と権限を設定 「閲覧のみ」「編集可能」など権限レベルを選んで共有します。
方法2:レポートを定期メールで自動配信
Salesforceのレポート購読機能を使うと、設定した頻度(毎日・毎週・毎月)でレポートをメール自動送信できます。毎週月曜朝に営業サマリーを自動送信する、といった運用が可能です。
社外への共有——注意点と現実的な方法
SalesforceのレポートやダッシュボードはURLを外部共有しても、相手がSalesforceのライセンスを持っていなければ閲覧できません。社外への共有は以下の方法が現実的です。
まとめ
- レポートのCSV/Excelエクスポートは数クリックで完了——日本語の文字化けはBOM付きUTF-8形式で防げる
- 社内共有はレポートフォルダ共有が最も効率的——毎回Excelを送る手間がなくなる
- 定期配信はレポート購読機能で自動化——毎週月曜の営業サマリー送信なども設定可能
- 社外共有は「エクスポートして送付」または「スクリーンショット」が現実的
- 機密データを含むファイルを社外に送る際はパスワード保護を忘れずに
Salesforceのデータを「Salesforce内だけで使う」のはもったいない。Excelとの組み合わせで分析の幅が広がり、Salesforceを持たない社外関係者や経営層との情報共有もスムーズになります。