3つの権限管理の役割

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プロファイル
ユーザーが使える機能・オブジェクトの基本権限を定義する。1ユーザー1プロファイル
➕
権限セット
プロファイルに追加で権限を付与する。複数の権限セットを1ユーザーに割り当て可能
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ロール
どのユーザーのデータを見られるかを組織階層で制御する。上位ロールは下位のデータを参照できる
  プロファイル 権限セット ロール
制御する内容 機能・オブジェクトへのアクセス 追加の機能権限 レコードの閲覧範囲
割り当て数 1人1つ 1人に複数割り当て可 1人1つ
典型的な使い方 「営業担当」「管理者」など職種で区分 「特定機能を一部のユーザーだけに追加付与」 「部長は部下全員の商談を見られる」

「プロファイルは最低限に、追加はすべて権限セットで」が現代のベストプラクティス

Salesforceは現在、プロファイルを極力シンプルに保ち、個別の権限追加はすべて権限セットで行う設計を推奨しています。プロファイルを職種ごとに大量に作ると、管理が複雑になりメンテナンスコストが上がります。

ロール(役割)の階層設計

ロールは組織の上下関係を反映します。上位ロールのユーザーは、下位ロールのユーザーが所有するレコードを参照できます。中小企業では2〜3階層程度がシンプルで運用しやすいです。

ロール階層の例(営業組織)
👑 代表・経営層 全データ参照可
📋 営業部長 ← 部下全員の商談・活動を参照できる
👤 営業担当A ← 自分が所有するデータのみ参照
👤 営業担当B ← 自分が所有するデータのみ参照

ロール設計のポイントは、「誰が誰のデータを見る必要があるか」から逆算することです。全員が全データを見る必要がある小規模チームなら、ロール階層を作らずに共有設定で対応する方がシンプルな場合もあります。

新しいユーザーを追加する手順

  1. 設定 →「ユーザー」→「新規ユーザー」をクリック 右上の歯車アイコン →「設定」→ クイック検索で「ユーザー」と入力 →「新規ユーザー」へ進む
  2. 基本情報を入力する 姓・名・メールアドレス(ログインIDになる)・ユーザー名(メールアドレスと同じ形式が一般的)を入力する
  3. ライセンスとプロファイルを選択する 「Salesforce」ライセンスを選び、プロファイルを選択する。職種に合ったプロファイル(「標準ユーザー」「システム管理者」など)を選ぶ
  4. ロールを設定する 組織階層に合ったロールを選択する。未設定のままだと、他のユーザーのデータが見えない・見えすぎる問題が起きやすい
  5. 保存してウェルカムメールを送信する 保存するとユーザーにパスワード設定用のメールが届く。権限セットの割り当てが必要なら保存後に追加で設定する

退職・異動時のユーザー対応チェックリスト

退職者や異動者が出たときのSalesforce上の対応を整理しておくと、情報漏洩リスクを防げます。

ユーザーは削除できない——非アクティブ化で対応する

Salesforceではユーザーを完全に削除することはできません。退職者は「非アクティブ」に設定することで、ログインを無効化しつつ過去の活動履歴・商談への紐付けを保持できます。ライセンスも解放されるので、その枠に新しいユーザーを追加できます。