リストビューとは

リストビューとは、特定の条件でフィルタリングされたレコードの一覧を保存・呼び出しできる機能です。取引先・商談・取引先責任者・ケースなど、ほぼすべてのオブジェクトで使えます。

Salesforceの各オブジェクトページを開くと、左上にリストビューの切り替えドロップダウンがあります。「すべての取引先」「自分の取引先」などが標準で用意されており、独自のリストビューを追加することもできます。

よく使われるリストビューの例

業務に合わせて作っておくと便利なリストビューの例を紹介します。

リストビューの作成手順(4ステップ)

  1. オブジェクトのリストページを開く 上部ナビから「商談」「取引先」などをクリックしてリストページへ移動します。右上の歯車アイコンの隣に「新しいリストビュー」ボタン(リストアイコン)があります。
  2. リストビュー名と共有範囲を設定 名前(例:「今月クローズ予定」)を入力し、「自分だけに公開」か「すべてのユーザーに公開」かを選択して保存します。
  3. フィルター条件を追加 画面右側のフィルターパネルで「+フィルターを追加」をクリック。項目・演算子・値を組み合わせて条件を設定します。AND/OR条件も使えます。
  4. 表示する列を選択して保存 「列を選択」から一覧に表示したい項目を選びます。不要な列を外し、よく確認する項目を追加すると使いやすくなります。

3つの表示モード——表・Kanban・分割

リストビューには3つの表示モードがあり、用途に合わせて切り替えられます。

📋
テーブル(表)
標準の一覧表示。列ごとにソートでき、複数レコードを一括編集できる
🗂️
Kanban
フェーズや状態ごとにカード形式で表示。商談フェーズの進捗確認に便利
↔️
分割ビュー
左に一覧・右に詳細を並べて表示。いちいち画面遷移せず効率よく確認できる

Kanbanビューは商談管理に特に有効

商談オブジェクトでKanbanを使うと、「提案中・見積提出・交渉中」などのフェーズがカラムになり、ドラッグ&ドロップでフェーズを変更できます。パイプライン全体をひと目で把握したい営業マネージャーに好評です。

共有範囲の設定——自分だけ vs チーム全体

リストビューには3段階の共有設定があります。

よく使う業務ビューはチーム全体に共有することで、全員が同じ条件でデータを見られるようになります。「担当者によって見ているデータが違う」という状況を防ぐ効果があります。

リストビューで一括編集する

テーブル表示モードでは、複数のレコードを選択してまとめて編集できます。たとえば「担当者変更」「ステータス更新」などを10件・20件まとめて行えるため、一件ずつ開いて保存する手間がなくなります。

一括編集は列のセルをダブルクリックして値を変更し、保存ボタンを押すだけです。Salesforce上での作業効率を大きく改善できる機能のひとつです。

リストビューとレポートの違い

リストビューとレポートはどちらもデータを絞り込んで表示できますが、用途が異なります。

「今日対応する案件を確認する」はリストビュー、「今月の受注金額を担当者別に集計する」はレポートと使い分けると、Salesforceの操作がよりスムーズになります。