リストビューとは
リストビューとは、特定の条件でフィルタリングされたレコードの一覧を保存・呼び出しできる機能です。取引先・商談・取引先責任者・ケースなど、ほぼすべてのオブジェクトで使えます。
Salesforceの各オブジェクトページを開くと、左上にリストビューの切り替えドロップダウンがあります。「すべての取引先」「自分の取引先」などが標準で用意されており、独自のリストビューを追加することもできます。
よく使われるリストビューの例
業務に合わせて作っておくと便利なリストビューの例を紹介します。
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商談
今月クローズ予定の商談 「クローズ予定日:今月中」「フェーズ:成約以外」でフィルター。月末の締め管理に使える
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商談
自分担当の進行中商談 「担当者:自分」「フェーズ:クローズ以外」でフィルター。朝イチの確認ビューとして活用
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取引先
3か月以上接触なしの顧客 「最終活動日:〇〇日より前」でフィルター。休眠顧客の掘り起こしリストとして使える
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ケース
未対応の問い合わせ 「ステータス:未対応」「担当者:空欄」でフィルター。対応漏れ防止のモニタリングに使える
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リード
今週登録された新規リード 「作成日:今週」でフィルター。インバウンドリードの初動対応管理に使える
リストビューの作成手順(4ステップ)
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オブジェクトのリストページを開く 上部ナビから「商談」「取引先」などをクリックしてリストページへ移動します。右上の歯車アイコンの隣に「新しいリストビュー」ボタン(リストアイコン)があります。
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リストビュー名と共有範囲を設定 名前(例:「今月クローズ予定」)を入力し、「自分だけに公開」か「すべてのユーザーに公開」かを選択して保存します。
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フィルター条件を追加 画面右側のフィルターパネルで「+フィルターを追加」をクリック。項目・演算子・値を組み合わせて条件を設定します。AND/OR条件も使えます。
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表示する列を選択して保存 「列を選択」から一覧に表示したい項目を選びます。不要な列を外し、よく確認する項目を追加すると使いやすくなります。
3つの表示モード——表・Kanban・分割
リストビューには3つの表示モードがあり、用途に合わせて切り替えられます。
Kanbanビューは商談管理に特に有効
商談オブジェクトでKanbanを使うと、「提案中・見積提出・交渉中」などのフェーズがカラムになり、ドラッグ&ドロップでフェーズを変更できます。パイプライン全体をひと目で把握したい営業マネージャーに好評です。
共有範囲の設定——自分だけ vs チーム全体
リストビューには3段階の共有設定があります。
| 共有範囲 | 内容 | 向いているケース |
|---|---|---|
| 自分だけに公開 | 作成者のみ使用可能 | 個人の作業用・試作段階のビュー |
| 特定のグループに公開 | 指定した公開グループのメンバーが使用可能 | 部門・チーム内での共有 |
| すべてのユーザーに公開 | 組織内の全ユーザーが使用可能 | 全社共通の標準ビュー |
よく使う業務ビューはチーム全体に共有することで、全員が同じ条件でデータを見られるようになります。「担当者によって見ているデータが違う」という状況を防ぐ効果があります。
リストビューで一括編集する
テーブル表示モードでは、複数のレコードを選択してまとめて編集できます。たとえば「担当者変更」「ステータス更新」などを10件・20件まとめて行えるため、一件ずつ開いて保存する手間がなくなります。
一括編集は列のセルをダブルクリックして値を変更し、保存ボタンを押すだけです。Salesforce上での作業効率を大きく改善できる機能のひとつです。
リストビューとレポートの違い
リストビューとレポートはどちらもデータを絞り込んで表示できますが、用途が異なります。
- リストビュー:素早く確認・編集するための日常操作用。毎日使う「作業画面」に近い。
- レポート:集計・分析・グラフ作成が目的。ダッシュボードに組み込んで経営指標として使う。
「今日対応する案件を確認する」はリストビュー、「今月の受注金額を担当者別に集計する」はレポートと使い分けると、Salesforceの操作がよりスムーズになります。